植物系YouTuberが伸びにくい理由と、それでも伸ばすために必要なこと

植物系YouTuberが伸びるために必要なこと|ビザプラ植物園がやってきた運営工夫
おはよ。
これから植物系YouTubeを始める人へ
さあ、今回はちょっとメタ視点で僕が4年間YouTubeをやってきて感じたことと、みんなに伝えたいことを話していくよ。
結構大事な内容になってくる。
一言で言うと、植物系YouTuberはめっちゃムズい。
でも、戦略さえとればすごいブルーオーシャンで、誰とも比較せず比較されず一喜一憂することもなく攻略できる。

結論から言うと、植物系YouTubeで伸びるには、
・植物が好きな人だけを見ない
・植物を知らない人の視点を入れる
・育て方だけに寄せすぎない
・内輪化しすぎない
・植物そのものではなく、植物にハマった人間もコンテンツにする
この5つが重要だ。

以下に詳しく書くから、植物系活動者になりたいキミ。
読め。

1. 植物系YouTuberはなぜ伸びにくいのか
言い切ります。
植物系YouTuberは伸びにくいです。

なぜか?
需要がない、というよりYouTube向きの需要が少ない。

いや、厳密にはあるのかもしれない。
でも「YouTube」に求められた需要ではない。ここ重要。
だってみんな植物を見たい・知りたいだけであってYouTuberの長い動画を見たいわけじゃない。インスタで2秒で見て感動できる植物を、わざわざ10分の動画で見ようと思わないでしょ?
そうなんです、植物ジャンルってYouTubeの良さが光らないんですよ。
これ、つまりやる前から工夫が必要なジャンルってことです。
いうよ
「植物が好きな人は、植物YouTubeを見ない傾向にある」
これが全てだと思う。

でも、でも伸びてる植物系ユーチューバーだっていますよね?
それが何を意味するかというと。。。需要に対しまだ出せていない供給を作った場合、YouTube側が頑張ってオススメしてくれるから、多少は刺さってくれる。というわけです。

大きなパイは取れないかもしれない。でもそのパイから漏れ出した少しの垂れ汁を掬えるのはあなたしかいない。

2. コロナ後、植物系YouTubeで起きた変化
コロナの時に、植物系YouTuberが増えました。ビザプラ植物園もコロナとは関係ないですが、時期的にはそこらへんになります。
やっぱり巣ごもり需要で巣ごもりの暇つぶしを検索され、その際に「珍奇植物のビジュ」が売れ筋になったわけです。
なので当時は植物の変な見た目を発信するだけで価値があった。

でも今は違う。
そこで引っ掛かってハマった層はもう見慣れているし、それにびっくりしていた層は普通にtiktokで「びっくり動画」を見たのと同じように特に頭に入らず流れて行ったって感じ。

そしてビザプラ植物園はそんな出オチを上手く活用したと思います。でももう見慣れた層しか残っていない、仮に見慣れていない層が見てくれたとしてもそれを本筋にする必要はなくなった。っていうことです。

多くの植物系YouTuberは内輪、ジャンル特化、レポート、記録などといった方向に伸ばしていきました。それはとても正しい進化。
でも、本当に必要なのは「植物が好きじゃない人に植物を好きになってもらうこと」だと思います。

3. ビザプラ植物園が取ったポジション
ビザプラ植物園は、自称。自称!!
「体系的な植物解説」を初めてYouTube上で行ったYouTuberだと自称しています。
サボテン基礎講座
cactus video

つまり、体系的に植物を解説する「棚」を作ったわけ。

これがどういうことかっていうと、そのまま。最初にサボテンを体系的に話した人。でしかない。
たしかに単属だけとか、簡単にはあったけど。
それでも初学者からとんでもないマニアにまで刺さるスタイルを確立したのは最初だったと思います。

だって、やるには
植物知識・動画編集・面白い動画の工夫・オリジナリティを出すなど、必要能力が高い。
結果として参入難易度に対するリターンが不明な状態であったため、やってる人がいなかったんだ。
普通に考えて、サラリーマンして趣味としてサボテンに詳しくなったとしてもそれをわざわざ発信するメリットなんてないしね。

実際、最初らへんの動画は今見ると「微妙」です。
ツッコミどころも満載
正直動画を消したいような思い。
でも、最初にやったって所に内容以上の価値がある。

ビザプラ植物園=サボテン解説を本気でやった人 というイメージとブランドを植え付けられるから。
そして、それがあったからこそ今の変な動画群も「しっかり勉強した人」という信頼の上で成り立っているわけです。

4. 植物を好きではない人の目線を入れた
ここも結構重要。
これはあくまで自分の場合であって、確実にそうというわけではないのと、そういう戦略も全然ありなうえで別な戦略があるよ程度に話させてほしい。

やっぱり植物を語ると、ついその植物が好きな前提で話しちゃう。
例えばチタノタを話すとして「このバンド幅」がいいですね~って解説したとしても、伝わるのは「バンド幅」に理解のある層だけ。となると、楽しいかもしれないけどかなーり限られてくる印象。

そこで必要なのは「なぜバンド幅がいいのか」という視点の話。
チタノタ
このバンド幅ええわ~

更に言えば、そもそも相手がその植物を好きじゃない。という前提で動画を作った方が面白くなる。
最初に思ったことをズバズバいう。それはもしかしたらその植物が好きな人からすると嫌なのかもしれない。でも事実としてそう見えたら言う。
それが共感に繋がるから。

ペルソナを間違えるな。深い層に届けるのはいいがそれは大きくは伸びない。潜在需要に語り掛け、相手の視点に立って物事を考えよう。

5. 植物そのものより「植物にハマった人間」をコンテンツにした
コロナになって植物ブームになり、出オチで一気に市場拡大したって話をした。
そしてその後飽きられor成熟でそれが通用しなくなったって話もした。

なら必要なものは何か?
それは
「植物の良さを一般人に翻訳する力」

同じような事を言いまくっているような気もするが、それだけ重要ってこと。

自分のチャンネル「ビザプラ植物園」が何をやったのか。
まず、植物に関する圧倒的な分かりやすさとリスペクトを追求した「植物解説」の信頼基盤。
これを持たせることで視聴者は「なんでこいつ、ここまで植物に本気になれるんだ?」と思う。

そして、その基盤がある程度信頼として蓄積された段階で
「こんな奴だからハマった」
とそれの答え合わせをする。
この大きな舞台の流れが仕組まれていたわけだ!!

とまあこれはあくまで自分の場合の話だが多分これは普通に核心。世の中のコンテンツはズラしと満足(着地)の緩急で成り立つ。動画のボケも同じで、小さくずらしてツッコミで着地させる。
「なぜ狂人」→「こうだから」
という壮大なボケとツッコミを年単位で仕込んだというわけ。わかりますか?

このサイトだって、その盛大なボケの掴みでしかないわけです。

6. これから植物系YouTubeを伸ばすなら避けたいこと
では本題に入って、自分が思うこれから「植物系YouTuber」になるなら「これだけは避けたい、という要項」も解説していきます。
特定の個人や集団に向けたヘイトではなく、それを見たうえで思った率直な感想です(失礼ではある)、それが悪いというわけではなくあくまで伸ばすならこういうやり方もあるよといった話だ。ここははき違えないで欲しい。

まず......
内輪化を避ける

こと。

よく考えてほしい、あなたがSNSで見る投稿や動画。それって内輪ですか?
いいえ、内輪ではないはず。
「世界でこんなことがあった」ショート、「誰にでも当てはまるボケ」など。
なぜそれを見れるか?
それは
使う脳のリソースが最小限だから。

つまり、誰誰さんが。とか、誰誰とコラボ!みたいな内輪のノリは、短期的には有効かもしれませんが、長期的な目で言うと誰と誰の関係など、「余分な情報」に脳のリソースを使ってしまい「核心に辿り着かないから」です。

実際自分のチャンネルでも、キャラクター相関を売りにしたアニメシリーズはあまり伸びず、キャラ関係に脳を使わないゆっくり解説が伸びます。それはゆっくり解説が圧倒的に面白いというより、無駄な部分に意識をもっていかず「植物知識」という求めていた情報へたどり着くのが早くなるからです。

そしてもう一つ。
育て方だけに寄せすぎない。
です。

これは意外かもしれませんけど、、、自分の場合、これが正解だった。
なぜなら、育て方を解説するという事は不要な責任を取る必要が出るからです。つまり視聴者の中で「育て方を解説する人」として確立してしまうから。

育て方を簡潔に答えたとする。するとマニアから見るとツッコミどころが発生し、初心者からはもう何回答えたかわからないような質問が多発する(Q.水やりの仕方は? A.乾いたら水を与えるだけ)
逆に難しく答えたとする。マニアは別に育て方を見ない。そして初心者には難しすぎる。

つまり、需要があってもやる意味が薄い。


なぜこんなことを言えるか?

3つ理由がある。
・多分もうYouTube上にその植物の育て方はある
・AIが簡潔に応えてくれる
・多分植物を本気でやる層はYouTubeで検索せず自分で導き出す

もう解説するまでもないと思うが、以上が自分の考えだ。

まとめ
ということで、植物系YouTuberには意外と創意工夫が必要だよって話をしました。
ただ逆に言うと、難しすぎてまだまだ枠は開いている。ビザプラ植物園が全部取ってしまう前に急げ!!って話~
やりたい人は健闘を祈ります。ぜひ植物界隈を大きく盛り上げる一員になってください。

以上